A-STEP完全ガイド
A-STEP(研究成果最適展開支援プログラム)は、JSTが運営する産学連携支援プログラムです。大学や公的研究機関の優れた研究成果を企業へ技術移転し、社会実装することを目的としています。研究シーズの発掘から事業化まで、段階に応じた支援メニューが用意されています。
5,000万円(実用化タイプ)
補助率: 研究開発費全額(大学)、2/3(企業負担分)
期間: 1年〜3年(タイプによる)
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
対象: 中小企業から大企業まで対象
対象となる経費
産学連携の要件
連携先の探し方
申請から採択までの流れ
A-STEPは複数のプログラムタイプがあり、それぞれ申請時期が異なります。トライアウトは随時受付、産学共同タイプは年2〜3回の公募があります。大学の研究者が研究代表者となり、企業は共同研究先として参画します。
シーズ発掘・マッチング
随時- 自社課題に合う研究シーズの調査
- 大学・研究機関へのコンタクト
- 技術相談・秘密保持契約締結
- 共同研究の可能性検討
申請準備
公募開始前- プログラムタイプの選択
- 研究代表者(大学側)との申請書共同作成
- 共同研究契約の草案作成
- 知的財産の取り扱い協議
公募・申請
年2-3回- 公募要領の確認
- e-Radでの電子申請
- 面接審査(本格型の場合)
採択・事業開始
採択通知後- 共同研究契約の正式締結
- 研究開発の実施
- 進捗報告・評価
採択のコツ
採択率: 約35%
研究成果の独自性・新規性
配点: 30%大学等の研究成果が持つ技術的優位性
- 特許・論文での裏付けが重要
- 競合技術との明確な差別化
事業化可能性
配点: 30%市場性と事業化計画の具体性
- 想定顧客・市場規模を明確に
- 事業化までのロードマップを提示
研究開発計画の妥当性
配点: 25%技術的課題と解決アプローチ
- 克服すべき技術課題を具体的に
- マイルストーンを設定
実施体制
配点: 15%産学の連携体制・役割分担
- 両者の強みを活かした体制
- 技術移転計画の明確化
成功のポイント
- 大学の優れた研究シーズと企業ニーズのマッチング
- 研究者との信頼関係構築
- 知的財産の取り扱いに関する事前合意
- 段階的な事業化計画の策定
採択事例
AIを活用した画像診断支援システム
連携先: 東京大学 医学系研究科
高機能バイオプラスチックの量産技術
連携先: 京都大学 工学研究科
2026年度スケジュール
公募期間: トライアウト:随時受付 〜 産学共同:年2-3回公募(5月頃、10月頃)
採択発表: 申請締切後 約2ヶ月
※ 詳細はJST A-STEP公式サイトで確認してください
A-STEPの申請をサポートします
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よくある質問
Q. 企業が主体で申請できますか?
A. A-STEPは大学等の研究者が研究代表者となります。企業は共同研究先として参画し、マッチングファンド(一部費用負担)が求められる場合があります。
Q. トライアウトと産学共同の違いは?
A. トライアウトはシーズの可能性検証(1年・300万円以内)、産学共同は本格的な研究開発(2-3年・最大5,000万円)です。段階的に申請することも可能です。
Q. 既に共同研究している相手と申請できますか?
A. 可能です。既存の共同研究をさらに発展させ、事業化を加速するために活用できます。
Q. 知的財産権は誰に帰属しますか?
A. 共同研究契約で定めます。一般的には発明に貢献した者に帰属し、企業への独占的ライセンスを条件とすることが多いです。