産学連携任意

事業再構築補助金完全ガイド

事業再構築補助金は、ポストコロナ時代の経済社会の変化に対応するため、中小企業等の新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、事業再編を支援する大型補助金です。新しい事業への挑戦を後押しし、最大1.5億円の補助を受けることができます。

補助金額

1.5億円(グリーン成長枠)

補助率: 1/2〜2/3(類型・企業規模による)

期間: 単年度(複数年度事業もあり)

運営機関

経済産業省・中小企業庁

対象: 中小企業・中堅企業

対象となる経費

建物費(建築、改修等)
機械装置・システム構築費
技術導入費
専門家経費
運搬費
クラウドサービス利用費
外注費
知的財産権関連経費
広告宣伝・販売促進費
研修費

産学連携の要件

事業再構築補助金は産学連携が必須ではありませんが、**技術導入費や専門家経費で大学との連携を経費計上可能**です。新技術を活用した事業再構築では、大学の知見を活用することで技術的優位性を確保できます。

申請から採択までの流れ

事業再構築補助金は年に数回の公募があります。認定経営革新等支援機関(商工会議所、金融機関、コンサル等)と共同で事業計画を策定し、電子申請を行います。書類審査の後、採択発表があります。

1

事前準備

申請の2-3ヶ月前
  • 事業再構築の方向性検討
  • 認定支援機関の選定・相談
  • 事業計画の策定開始
  • 必要に応じて産学連携先の検討
2

申請準備

公募開始後
  • 事業計画書の作成
  • 認定支援機関の確認書取得
  • 金融機関からの確認書(3,000万円超の場合)
  • gBizIDプライムでの電子申請
3

審査・採択

申請締切後
  • 書類審査
  • 採択発表
  • 交付申請
4

事業実施

交付決定後
  • 設備投資・事業実施
  • 中間検査(必要に応じて)
  • 実績報告
  • 確定検査

採択のコツ

採択率: 約45%

事業再構築の必要性・緊急性

配点: 25%

なぜ今、事業再構築が必要か

  • 市場環境の変化を具体的に
  • 既存事業の課題を明確化

事業計画の妥当性

配点: 30%

計画の実現可能性と効果

  • 売上・コストの根拠を明確に
  • SWOT分析を活用

再構築点

配点: 25%

新規性・革新性

  • 既存事業との違いを明確に
  • 競合との差別化要素

政策点

配点: 20%

政策目標への貢献

  • 地域経済への波及効果
  • 雇用創出・維持

成功のポイント

  • 事業再構築指針への適合性確認
  • 認定支援機関との綿密な連携
  • 具体的な数値目標と根拠の提示
  • 新規性・革新性のアピール

採択事例

旅館業(従業員25名、石川県)(4,500万円)

ワーケーション施設への転換

連携先: 認定支援機関(地方銀行)

客室をワーケーション対応に改修、IT企業の合宿利用が増加。稼働率が大幅向上。
食品製造業(従業員60名、北海道)(5,800万円)

冷凍食品EC事業への進出

連携先: 認定支援機関(税理士法人)

冷凍設備・ECシステムを導入。全国向け直販で売上2倍を達成。

2026年度スケジュール

公募期間: 2026年春頃(予定)年3-4回公募(予定)

採択発表: 申請締切後 約2-3ヶ月

制度改正の可能性あり。最新情報は公式サイトで確認してください

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よくある質問

Q. どのような事業が「新分野展開」に該当しますか?

A. 新たな製品・サービスを提供し、新たな市場に進出することです。製造業が新製品を開発、飲食店がEC販売を開始、など。売上高の10%以上を占めることが条件です。

Q. 認定経営革新等支援機関とは?

A. 中小企業支援に関する専門知識を有する金融機関、商工会議所、税理士、コンサルタント等を国が認定した機関です。事業計画の策定を無料または低コストで支援してくれます。

Q. 補助対象外の経費はありますか?

A. 土地の取得費、人件費(研修講師を除く)、不動産の賃料(一部例外あり)、汎用性の高い備品購入費などは対象外です。

Q. 既存事業を縮小する必要がありますか?

A. 類型によります。業種転換・業態転換では既存事業からの転換が求められますが、新分野展開では既存事業と並行して新事業を開始できます。

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最終更新: 2026-01-04 | 執筆: Co-Lab Navigator編集部 | 監修: 中小企業診断士