ものづくり補助金完全ガイド
ものづくり補助金は、中小企業が生産性向上のために行う設備投資や技術開発を支援する代表的な補助金です。最大5,000万円の補助を受けられ、製造業からサービス業まで幅広い業種が対象です。革新的な取り組みを通じて生産性向上を目指す企業に最適な制度です。
5,000万円(グローバル展開型は最大1億円)
補助率: 中小企業1/2、小規模事業者2/3
期間: 交付決定日〜10ヶ月程度
中小企業庁・中小企業基盤整備機構
対象: 中小企業者・小規模事業者
対象となる経費
産学連携の要件
連携先の探し方
申請から採択までの流れ
ものづくり補助金は通年で複数回の公募があります。採択後は、交付決定日から約10ヶ月の事業期間で設備導入等を完了する必要があります。
事前準備
公募開始2ヶ月前〜- 事業計画の検討
- 導入設備・技術の選定
- 見積取得
- 連携先の検討
- GビズIDの取得
申請書作成
公募期間- 事業計画書の作成
- 補助事業計画書の作成
- 必要書類の準備
- jGrantsでの電子申請
審査・採択
締切後- 書類審査
- 採択発表
- 交付申請手続き
事業実施
交付決定後- 設備発注・導入
- 中間検査(必要に応じて)
- 実績報告書作成
- 確定検査
- 補助金受領
採択のコツ
採択率: 約30%
革新性
配点: 25%自社にとって新しい取り組みか、業界に与えるインパクトは
- 既存の延長ではなく、「革新的」な取り組みを明確に
- 他社との差別化ポイントを具体的に記載
実現可能性
配点: 25%事業計画が現実的に実行可能か
- 実施体制を明確に(人員、スキル、スケジュール)
- 設備の仕様と目標の整合性を確認
市場性
配点: 20%市場ニーズがあるか、販路は確保できるか
- 具体的な販売先・顧客ニーズを記載
- 市場規模や成長性のデータを活用
費用対効果
配点: 15%投資に見合う効果が得られるか
- 生産性向上効果を数値で示す
- 投資回収期間を明確に
政策への寄与
配点: 15%国の政策目標への貢献
- GX、DX、賃上げなど政策テーマとの関連を示す
成功のポイント
- 「革新的」という言葉の定義を明確に理解する
- 具体的な数値目標を設定する
- 実現可能性を裏付ける体制・ノウハウを示す
- 経営力向上計画との連携で加点を狙う
採択事例
AI搭載検査装置による全数検査体制の構築
自動包装ラインの導入による生産性向上
連携先: 地元大学食品学科と連携
5軸マシニングセンタ導入による高精度加工
2026年度スケジュール
公募期間: 通年で複数回公募(2026年度予定) 〜 各公募締切は約1ヶ月間
採択発表: 締切後2〜3ヶ月で採択発表
※ 正確な日程は公募要領で確認してください
ものづくり補助金の申請をサポートします
あなたの技術課題に最適な研究者をAIがマッチング。産学連携で補助金採択率を高めましょう。
よくある質問
Q. サービス業でも申請できますか?
A. 申請できます。革新的なサービス開発や生産性向上のための設備投資であれば、サービス業も対象です。例えば、ITシステムの導入による業務効率化なども該当します。
Q. 設備を購入する前に申請が必要ですか?
A. はい、必ず交付決定後に発注してください。交付決定前に発注・購入した設備は補助対象になりません。これは最も注意が必要なポイントです。
Q. 複数年度での申請は可能ですか?
A. ものづくり補助金は単年度事業ですが、一部の類型では事業期間が延長される場合があります。詳細は公募要領を確認してください。
Q. 不採択の場合、再申請できますか?
A. 再申請可能です。ただし、不採択理由を分析し、事業計画を改善してから申請することをお勧めします。認定支援機関のアドバイスも有効です。
Q. Go-Tech事業との併用は可能ですか?
A. 同一経費への重複支援は認められませんが、異なる経費・フェーズであれば併用可能です。例えば、Go-Techで技術開発、ものづくりで量産設備という組み合わせがあります。